広島県内でものづくりを学ぶ生徒がその技術を競う「高校生技能オリンピック」が開かれました。

高校生技能オリンピックには県内9つの高校の141人が参加し、溶接作業や測量技術・化学分析など13の部門で、日ごろの授業や部活動で培った技術を披露しました。

こちらは「電気工事部門」です。生徒たちが工具を使って、縦横およそ1.8メートルの垂直のパネルに住宅を想定した配線工事を行い、その正確性を競います。

また、「旋盤作業部門」では、機械を使い、金属の素材を回転させながら削るなどして特定の形に加工していきます。

「旋盤作業部門」の男子生徒
「自分の練習した通りの力は出せた。自分は将来、自動車整備士になりたいので、自分で作らないといけないものもあるので、そういう技術に生かしていきたい」

「インテリア製図部門」の女子生徒
「緊張したけれど、今のできるかぎりは精いっぱい出せた。学校で学んだ技術や技能を生かせる仕事に就きたい」

一部の部門では、優秀な成績をおさめた生徒が、「ものづくりコンテスト中国大会」に広島県の代表として出場します。