人材の育成で企業価値を高めてもらおうと2日、広島県が経営者などを対象にセミナーを開きました。

オンラインで行われたセミナーの目的は、「人的資本経営の推進」です。

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人的資本経営とは人材を「資本」としてとらえ、活躍を引き出し、企業の力を伸ばしていくことです。

パネリストには専門のコンサルタントとともに三原市のスイーツパンメーカー八天堂の 森光孝雅 社長が加わりました。

森光社長は倒産危機を乗り越えた経験について、「足らなかったのは自身のビジョンだった」と振り返りました。

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ゲストで参加したお笑いコンビ「髭男爵」の 山田ルイ53世 さんが感じたことは…

髭男爵 山田ルイ53世 さん
「(人的資本経営は)社員にやさしくぐらいのニュアンスでしか受け取っていなかったが、(企業は)変わっていかないと時代に応じて生き残れない部分もやっぱりある」

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広島県 湯崎英彦 知事
「これまでどんな企業も、どんな時代もやってきたことをより早くやろう」

湯崎知事は、企業による社員の「学び直し」の支援も必要だと強調していました。