ますます蒸し暑くなり、日差しが届かない日もジメジメとした不快感が続いていますね。今回は、蒸し暑くなると変化する朝食メニューについてまとめました。

小越久美さんの著書、『かき氷前線予報します お天気お姉さんのマーケティング』によりますと、蒸し暑くなると、朝食メニューにも変化があるといわれています。食パンや菓子パンなどのパン類やヨーグルトなどは、新年度が始まり朝食への意識が高まる春に売り上げが伸びます。ただ、これらの売り上げは夏になるとブレーキがかかります。代わりにご飯と納豆といったさっぱりとした和食系の需要が高まるといわれています。

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人間の体は、汗が蒸発することで体温調節をしていますが、夏になると、湿度が高いため汗が乾きにくくなり体温調節が難しくなります。そして体温を調節するために基礎代謝量が低くなる傾向があります。そのため、高カロリーの食品の売り上げが減少し、低カロリーの食品やさっぱりとした食事の需要が高まります。

朝食のメニューに限らず、夏に冷やし中華やそうめんといったさっぱりとした低カロリーな食事の需要が高まるのも、同じ理由といえそうです。逆にバターやチーズ、パン類など比較的高カロリーな食品は夏に売り上げが減少するといわれています。