2021年10月20日、韓国・ニュース1は、海外メディアが報じた日本の新型コロナウイルス感染者の急減に注目し、「ミステリー」と伝えた。

記事が伝えるのは、米紙ニューヨーク・タイムズの18日の「日本のコロナ急減事例、ミステリーな成功神話を作り出す」という見出しの記事だ。

新型コロナウイルスの「第5波」がピークに達した今年8月、日本では感染者が2万5000人を上回っていたが、今月19日時点で232人に急減。同期間、東京の一日当たりの感染者は約6000人から36人と、11カ月ぶりの最低値を記録した。

日本の感染対策の成功要因について、同紙は「早期の予防接種キャンペーン」「恐怖拡散による夜間外出の自粛」「8月末のマスク着用と悪天候」などを挙げたという。ただし「ワクチンの効果が次第に低下し、冬が近づく中、専門家にもなぜ感染者が急減したのか正確には分かっていない」としたうえで、「重症患者であふれ死亡者が急増した今年の夏のように、日本はまた別の流行に直面する可能性がある」と懸念を示したと記事は伝えている。

これに関連し、東北大学災害科学国際研究所の児玉栄一教授は、天然痘、麻疹、スペインインフルエンザなどを挙げて、新型コロナの周期もウイルス学者の間で指摘されているとし、「今月までに感染者数が底をつき増加傾向に転じた場合、12月に再び流行がピークを迎えることになる。感染者数が第5波ほど急増するか否かは新たな変異株の出現に左右される」と述べたという。

これを受け、韓国のネット上では「検査数が少なくなれば当然感染者も少なくなる」「人口5000万人の韓国で1日に行われているコロナ検査は15万件以上。一方、人口1億2000万人の日本の検査数は5万件以下」と「検査の少なさ」に対する指摘が続出しており、「換気やマスク、夜の外出自粛などで減少したのだとしたら、韓国は今一人も感染者が出ていないことだろう」というコメントも。

そのほか、「日本はメディア規制がすごいから」「韓国も去年の総選挙直前に感染者が急減し、総選挙後にじわじわ増加してたよね」「これは何か手を使ったに違いない。じゃなきゃ不可能」などと疑う声も上がり、中には「歴史も歪(わい)曲、放射能も歪曲、コロナウイルスも歪曲…さすが日本」と皮肉たっぷりのコメントを寄せるユーザーもみられた。(翻訳・編集/松村)