中国メディアの東方網は8日、カルティエやオメガの腕時計など約700万元(約1億1700万円)相当の荷物を積んだミニバンが自然発火したという先日の事故について、「実は車の持ち主によって仕組まれたものだった」と報じた。
記事によると、中国上海市で3月22日午前7時40分ごろ、停車中のミニバンが激しく燃え、現場に駆け付けた車の持ち主は「午前7時に車を止めた。日頃この車はネット通販の配送を担当している友人が使っている」と説明した。実際に車内には大量の荷物があったが約700万元相当の中身はなくなっており、事情を知って驚く友人とは対照的に車が燃えたことに悲しむ素振りを見せない車の持ち主に疑惑が向けられたという。
車の持ち主である男は「これは自然発火で自分とは全く関係がない」と繰り返し強調しており、警察はその後、友人がこの仕事を始めたきっかけは男の紹介だったこと、友人が配送用の車を持っていなかったため男が車を出して何度も一緒に配送していたことを確認した。車は毎日の配送終了後に男が乗って行っていたという。
2人は出火前日も一緒に配送し、届けることができなかった荷物を車内に置いていたといい、記事は「荷物は男が注文したもので、配送できないようにするために虚偽の連絡先を使っていた」と説明した上で、自身で注文した荷物の中身を取り出した男が世間を欺くために出火するよう車に細工したことを伝えた。(翻訳・編集/野谷)