中国でこのほど、古来有名な孝子24人「二十四孝」の1人である唐夫人の故事にちなんで建てられた像に、その故事を知らない一部の若者らが不快感を示しているという。
唐夫人は、しゅうとめの長孫夫人の髪を毎朝整え、歯がないしゅうとめに自分の乳を与えるなどして数年尽くした。死期を悟ったしゅうとめは子孫たちに「唐夫人の孝行をまねれば家は必ず繁盛する」と言った。この話は「乳姑不怠」として伝えられている。
中国のニュースサイトの澎湃新聞や観察者網によると、浙江省湖州市の観光地に「乳姑不怠」の話にちなんで建てられた像があるが、ネット上では「伝統的な孝養の道を広めるもので、故事を理解していれば俗悪とは感じないはずだ」との声がある一方で、「不快だ」「理解できない」との意見も多く、物議を醸しているという。
観光地の関係者は「二十四孝は上の世代から下の世代へと伝えられてきたもの。(不快感などを)訴えているのは、年が若い人たちだろう」とコメントしているという。(翻訳・編集/柳川)