中国江西省南昌市の観光地で17日、ワイヤーアトラクションで遊んでいた女性が鉄塔にぶつかる事故があった。中国新聞週刊などが20日付で伝えた。
事故があったのは、同市内にある「銅源峡」という観光地に設置されたワイヤーで滑空するアトラクション。監視カメラの映像からは、ワイヤーで吊るされた女性がかなりの勢いでカメラ脇の鉄塔に衝突している様子がうかがえる。女性は頭部に40針縫う大けがを負った。女性はアトラクションで滑空していた際、一緒に参加した知人と手をつないでおり、それによりワイヤーが絡まったという。事故は絡まったワイヤーをほどく過程で発生したようだ。
担当者の方(ファン)さんは「(アトラクションに参加する際に)手をつなぐことは厳禁だったが、スタッフは繰り返し注意せず、制止もしなかった。そのため、これはスタッフの過失。こういう状況は初めてだったので、最初の対応がうまくいかずに鉄塔に衝突させてけがをさせてしまった」と説明。「(事故後は)すぐに病院に運んだ。市内で一番良い整形外科に行き、縫合してもらった。費用はすべてわれわれが負担した。病院を訪れてご本人に謝罪もした。今後の治療費なども負担する」とした。
なお、被害者の家族とは口頭で和解したといい、事故のあったアトラクションは閉鎖したという。
中国のネットユーザーからは「この映像、怖すぎる」「こんな勢いでぶつかったら顔がつぶれるんじゃないか」「40針…見るだけでも痛い」「観光地にあるこういうわけの分からない危険なアトラクションはやらない方がいい。遊園地ならまだいいけど」といった声が寄せられた。
また、「今回の観光地側の対応は素晴らしい」「自ら過失を認めるのは珍しい」「毎回こうなら良いんだけどね」などと評価する意見が見られる一方で、同アトラクションのイメージ動画では滑空するモデルの2人が手をつないでいる様子も見られることから、「手をつないではいけない」というのは後付けで女性らに部分的に責任を押し付けようとしているのではと指摘する声も出ている。(翻訳・編集/北田)