新型コロナウイルスの感染が拡大しつつある台湾で市民らが物資の買いだめに走る中、あるインスタント麺だけが売れ残っている様子が注目を集めている。台湾メディアのETtodayなどが16日付で伝えた。

台湾では16日の新規感染者数が207人、17日は335人に上った。変異ウイルスの市中感染が広まっていると見られている。これを受け、市民の間では日持ちするインスタント食料などの買いだめも起きている。

台湾のSNS上であるユーザーが投稿した内容によると、同ユーザーがスーパーで買い物をしていた時、インスタント麺の棚はほとんど売り切れて空の状態になっていたものの、セール品だった緑のパッケージの袋麺だけは大量に売れ残り「誰も手を付けない状態」だったという。

同商品は韓国食品会社パルド(Paldo)系列の会社が台湾向けに製造したもので、袋には韓国語と中国語で「野菜タンメン」、その脇には中国語で「香菜(パクチー)口味」と書かれている。ネットユーザーからは「これ、味は悪くないよ」との声が上がる一方、「香菜は無理」「菜食主義だけど香菜はちょっと…お腹が空いていれば何とか」「これを買いだめする人はいないだろう」といった声が多く上がったという。

米華字メディア・多維新聞はこの様子を伝えた上で、過去に日本でも台風の備えで他のインスタントの食料品が空になる一方で韓国の「辛ラーメン」が大量に売れ残ったことや、韓国のインスタント麺から重金属が検出されたというニュースなどを紹介している。(翻訳・編集/北田)