2021年6月14日、米華字メディア・多維新聞は、浙江省で体調不良を訴えた男性の肝臓から大量の寄生虫の卵が見つかったと報じた。

記事によると、浙江省に住む55歳の男性・謝(シエ)さんが先日実家のある四川省から戻った後、食欲不振や倦怠感、悪寒、発熱などの症状を覚え、浙江省杭州市第一人民医院で診察を受けたところ、左の肝臓が大きくふくれ上がって中が空洞状になっていた。手術によって切除された肝臓の左半分には中華肝吸虫と呼ばれる寄生虫の卵がびっしりと詰まっていたという。

謝さんは「四川省の実家で魚を買って煮込み料理を作ったが、新鮮な食感を追求するために魚を数十秒間煮込んだだけで食べた。実家のあたりでは、魚を生や半生で食べる習慣がある」と語ったという。

記事によると、中華肝吸虫は淡水の魚やエビなどを媒介とし、これらを刺身や半生の状態で食べた時に人体に入りこむ。そして驚異的な繁殖力を持ち、1回に1400〜2000個の卵を生み、20〜30年は生存する。幼虫は胆管に入って成長して成虫となり、黄疸や胆管結石、胆管炎、肝炎、肝硬変、胆管がんなどの疾病を引き起こすという。(翻訳・編集/川尻)