2021年7月29日、韓国メディア・韓国経済によると、韓国の菓子メーカー、オリオンのロシア法人が現地市場で累積売上高1兆ウォン(約952億円)を突破した。

ロシア法人は2003年の設立で、06年に工場を新設し本格的な進出を遂げた。同社海外法人の売上高1兆ウォン超えは中国、ベトナムに続き3カ国目だという。特に「チョコパイ 情」は、茶とケーキを楽しむロシアの食文化に合うとして発売当初から人気を集めているという。19年には現地消費者の好みに合わせたチェリー、ブラックカラント(カシス)ジャムを活用した新製品を出すなどしている。昨年は飲料市場にも進出した。

さらに22年の完工を目標に新たな工場も建設中で、稼働すればチョコパイの生産量は年間10億個以上に拡大できる。同社は多様な新製品を生産し、ロシアだけでなく中央アジア市場を攻略する考えだという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「韓国のグローバル化はどこまで進むのだろう。韓国の音楽、化粧品、衣料品、食品、ドラマ、そしてお菓子まで」「韓国人は欧州で人種差別を受けているが、ロシアの人は違う。これはオリオンのチョコパイ、オットゥギのマヨネーズ、サムスン電子が努力した現地化の力だ」「チョコレート菓子で最も有名な製品だね。昔から食べているから、時々ふと思い出して食べたくなる」「ロシアで最も人気の韓流食品は、カップめんの『トシラク(弁当)』だよ。ロシアに行ったことがある人はみんな知ってる。どこにでも売っている」など、誇らしく思うコメントが多く寄せられているが、「箱に『情』と大きく書いて、中国の漢字を宣伝してやる必要があるか?。ロシア人が中国製品だと誤解するかもしれない」との指摘も見られた。

また、ロッテも「モンシェル」というチョコパイを出していることから、「モンシェルを食べたことがないのか」「チョコパイはやっぱりオリオンだよ」「モンシェルがおいしいんだけど、チョコパイが時々恋しくなる」「ロッテ製菓はロシアへのモンシェル輸出を検討すべき」などという討論も繰り広げられていた。(翻訳・編集/麻江)