2021年7月25日、韓国・京郷新聞は「100年使用した”旭日旗校章”を自ら変えた小学生たち」と題する記事を掲載した。

記事によると、全羅南道(チョルラナムド)海南山(ヘナム)にある山ニ(サンイ)小学校は最近、校章を変更すると発表した。日本統治時代の1927年に開校した同校は、94年間にわたって山頂に昇る赤い朝日模様の校章を使ってきたという。

変更のきっかけとなったのは、6年生の児童が今年5月、講堂に掲げられた校章を見て「日本の旭日旗に似ている」と問題を提起したこと。

その後、児童と教師により「校章製作タスクフォース」が設置され、調査がおこなわれた。その結果、正確な製作年度は記録に残っていなかったものの、日本から独立するまで歴代校長4人がすべて日本人だったという事実が明らかになった。現校長は「模様や当時の状況から、開校時から使用されたものと推定される」と話したという。

これを受け、児童らはこの内容を保護者や住民に知らせ、新しい校章デザインの公募を開始。公募には児童や保護者、地域住民など47人が参加し、2回にわたる投票の末、新しいデザインが決定した。

学校側はこれをデザイン専門会社に送り、新しい校章を製作している。学校運営委員会を経て、2学期から使用される予定だという。

このニュースに、韓国のネットユーザーからは「児童が直接問題提起して作った校章だからかっこいい!」「これは見習うべき姿勢。誇らしい」「大人よりよっぽど偉い」など児童の行動力を称える声が相次いでいる。

一方で「100年も使ってきたのにいまさら?」「ここまでする必要がある?」と疑問を示す声や、「小学生まで反日精神病にさせてしまってる」と警鐘を鳴らす声も上がっている。(翻訳・編集/松村)