2021年8月1日、観察者網は、中国の俳優が万里の長城の壁に立ってダンスする動画を配信して物議を醸し、謝罪する事態となったことを報じた。

記事は、中国の俳優・印小天(イン・シアオティエン)氏がこのほど、3人の友人とともに万里の長城でダンスをする動画を配信したと紹介。動画では赤い服を着た印氏が黒い服を着た友人とともに壁の上に立ってステップを踏み、その下の床では白服の男性2人が同じようにダンスをしていたと伝え、ネットユーザーからは「あまりにも危険であり、特に有名人ならばやってはいけない行為」「文化財が破損するのではないか」との批判が寄せられたとした。

報道によれば、印氏が踊った場所は河北省承徳市の山地にある金山嶺長城だという。記事は、金山嶺長城文化財管理所の郭中興(グオ・ジョンシン)主任が1日「警備員が巡回していたところ壁に登っているのを発見した。直ちに制止し、印氏は西側の台から下りた」と語るとともに、「印氏が立った壁は高さ1メートル、幅80センチ。1980年代に修繕され、非常に堅固な作りになっているので、乗って踊ったからといって崩れたりはしないが、壁から落ちれば6メートル下に転落することになり危険だ。このため多くの場所に『壁に登るな』という注意看板を出している」と説明したことを伝えた。

そして、印氏本人が1日午後にSNS上で「みなさんに悪い見本を見せてしまった。みなさんに『申し訳ない』と言いたい。壁の上で踊って撮影したが、すぐに間違ったことをしたと思い降りた。どうか私の誤った行動をまねしないでください」と謝罪したことを紹介している。(翻訳・編集/川尻)