2021年9月21日、韓国・毎日新聞によると、セウォル号沈没事故を象徴する黄色いリボンのステッカーを付けた車が2日連続で「切りつけテロ」に遭う事件が発生し、波紋が広がっている。

記事によると、韓国のインターネット掲示板に20日、「セウォル号ステッカーがまた傷つけられた。私の車の近くに駐車されていた車を特定できたので、犯人を捕まえられそうだ。示談に応じることはない」との文章とその証拠写真が投稿された。写真を見ると、車に貼られたセウォル号ステッカーには、鋭利なものでひっかかれたような跡が複数ある。

投稿者は前日にも「週末に出かけている間に、マンションの駐車場に止めておいた車が刃物で傷つけられた。スッテカーの部分に小さい傷がたくさんある」とし、「3カ月前に購入した新車なので悲しい。セウォル号事故を追悼するステッカーを貼っているだけでなぜこんな目に遭わなければならないのか」と訴える文章を投稿していたという。

これを見た韓国のネットユーザーからは「理由が何であれ、これはやり過ぎ」「ステッカー1枚のためにそこまでする理由が知りたい」「必ず犯人を捕まえてほしい」など怒りの声が上がっている。

一方で「もうセウォル号事件を終わらせるときなんだよ」「3カ月前に買った新車になぜ7年前の事故のステッカーを貼るの?」「身内が亡くなってもここまで引きずらない」「セウォル号のリボンを見ると引きちぎってしまいたくなる。犠牲になった子どもたちのことよりも、それを政治に利用した大人たちの醜い争いを思い出すから」「本当に子どもたちを追悼したいなら静かにひっそりとすればいい。大々的に広報するから反感を買う」「セウォル号事故を利用して執権し、国をこんな風に二分した現政権への怒りを表したものでは?やり方はよくなかったけど、気持ちは理解できる」「セウォル号への関心を取り戻すための自作自演だろう。韓国国民はもうセウォル号に興味なんてない」など、理解を示す声も数多く寄せられている。(翻訳・編集/堂本)