2021年10月7日、スウェーデンで今年のノーベル文学賞が発表された。中国のネット上では、毎年候補に挙げられる日本の作家・村上春樹氏が今年も落選したとして注目を集めた。

中国新聞網の微博アカウントは7日、スウェーデン・ストックホルムで同日にノーベル文学賞が発表され、タンザニアの作家アブドゥルラザク・グルナ氏が選ばれたと報じ、ネットユーザーからは「村上春樹がまた落選した」との声が出ていると伝えた。

中国では村上春樹の人気が非常に高く、毎年ノーベル賞発表の時期が近づくとともに、日本国内以上に「今年こそ村上春樹がノーベル文学賞を獲得するかもしれない」と話題に上る。

今年もまた「候補」とされながら結局受賞に至らなかったことについて、中国のネットユーザーは「彼の趣味がマラソンだから、『伴走』が好きなんだろうな」「クラシックとベストセラーの違いなのかもしれない」「大衆的、通俗的な作品だから、ノーベル賞はもらえないと思う」「ノーベル賞のノミネートリストは50年間機密事項として扱われるので、村上氏が毎年ノミネートされているとは限らない」「これ以上待ってもダメなら、こちらから積極的に働きかけようじゃないか」「文学に政治的な力を持ち込むのはやぼだぞ」といった感想を残している。(翻訳・編集/川尻)