2021年10月15日、韓国・毎日経済によると、ユニクロと日本発の高級ブランド「ホワイトマウンテニアリング」のコラボ商品が韓国でも発売され、店舗に長蛇の列が出来、ネット通販でも早々に完売となる人気ぶりだという。

ユニクロは同日、韓国内の全店舗と公式通販サイトで、ホワイトマウンテニアリングとの初のコラボ商品の販売を開始した。早朝から利用可能だった通販サイトでは男性用の主要商品の全サイズが午前8時30分ごろには完売したという。その他の人気商品も品切れ状態となっている。また、ユニクロが入る新世界百貨店江南(カンナム)店では、開店前から列が作られ、開店30分前の午前10時には30人が並んでいたという。ネット通販が完売となったため、実店舗のほうに訪れたという客もいた。ホワイトマウンテニアリングの価格帯はダウンジャケットが300万ウォン(約29万円)台と高額だが、ユニクロとのコラボ商品は10〜20万ウォン台のため、手頃な価格が人気の理由だと記事は分析している。

ユニクロは日本不買運動まっただ中の昨年11月にも、ジル・サンダーとのコラボ商品「+J」を発売し、明洞(ミョンドン)中央店、蚕室(チャムシル)ロッテワールド店など主要店舗では開店前から約100人の買い物客が列を作った。人気商品はすぐに品切れとなり、公式通販も一日で完売したという。

ユニクロは19年に日本不買運動の直撃弾を受け、韓国内の店舗数が約190店から約130店に減少。アジアを代表する店舗だった明洞中央店も今年1月に閉店した。昨年の売上高は5746億ウォン(約5557億円)で、前年比41%激減した。ただ、相次ぐ閉店で管理費用が改善され、21会計年度基準では黒字転換に成功している。

流通業界関係者は「日本不買運動は3年続いているが、ユニクロには依然、10〜20代を中心とするマニア的なファン層がいる」「高級ブランドとのコラボ戦略も、『シャイユニクロ族(世論を意識し、実店舗ではなくネット通販で商品を買うファン)』が生まれる一因となった」と話している。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「やれやれ、あきれた人たちだ」「反日だと言いながらユニクロに列を作るの?不思議だね」「そんな行列を作ってる暇があったら、お金を稼いでもっといい物を買えばいいのに」「買うのは自由だけど、これのどこが高級ブランドなの?」「300万ウォンの商品を売るブランドが10万ウォン台の商品を出したのであって、300万ウォンの商品を安くしてくれてるわけじゃないぞ」「ユニクロのタグが付いたらユニクロだ。ブランド品ではない」「不買運動で一致団結し韓国の力を世界に示したのに、『高級ブランド』に釣られるとは」「ユニクロがなぜ不買の対象なのかも知らないバカな人たち。韓国で商売しているくせに、19年に元慰安婦の女性たちを侮辱する広告を作って韓国民を冒とくしたんだぞ」「これが大韓民国だ。だから日本にバカにされる」などのコメントが寄せられている。(翻訳・編集/麻江)