武漢大学で開かれた「恋愛」の授業に学生らが殺到、教室の外まで立ち見が出るほどだった。中国メディアの澎湃新聞などが伝えた。

17日に同大学で開かれたのは「恋愛心理学講座」。授業の開始1時間前には教室が満室になるほどの盛況ぶりで、入り切らなかった学生らは廊下や窓の外から立ち見した。中には椅子を持参して窓から教室内に入ろうとする女子学生もいたという。

中国では一般に、若いころから恋愛をする「早恋」に否定的だ。ある学生は「大学生活という美しい時期に、学生たちは恋愛を渇望しているが、愛についての理解が十分でないのかもしれない」と語った。

近年、中国の大学では似たような授業が相次いで開設されている。華東師範大学では「婚姻と愛情」、鄭州師範大学では「愛情心理学」、天津大学では「恋愛学 理論と実践」などの授業が設けられ、いずれも学生らから好評だという。

こうした状況について、澎湃新聞の記事は「若者が恋に飢えていることを物語っている。これは隠しきれず、抑え切れないものだ」とする一方、「恋愛をしたいからといって恋愛をできる能力があるわけではない。しかも、こうした能力というのは誰でもが教えられるものではない。教師や専門家がいくら正しいことを言ったとしても、それをただ聞くことしかできないのである」とした。

また、「生活の中に突然訪れる試練に直面した時にこそ、自分が(誰かを)愛することができるかを真に知ることになる。この過程では、誰もあなたを助けることはできない。このハードルを越えてこそ、若者は真の成熟、成長を語ることができる」と論じた。(翻訳・編集/北田)