2021年11月27日、環球網は、ポーランドの首相が「ロシア人はわれわれとともに中国に戦いを挑むべき」と発言したことに対するロシア国内の反応を報じた。

記事は、ロシアRIAノーボスチ通信が26日、ポーランドのマテウシュ・モラヴィエツキ首相が先日フランスメディアの取材に応じた際に「ロシア人は中国を今後数十年、さらには1世紀における最も大きな挑戦相手だと見るべきであり、この問題についてロシア人はわれわれと同じ側に立つべきだ」と発言したと報じたことを紹介した。

同通信によれば、同首相は「ロシアは現在もこれからもわれわれの隣人であり、ロシアと協力することを望む。ただし、われわれは恐喝したり、無理に迫ったり、征服したりするつもりはない。われわれは挑発のない状況でロシアと対話する準備ができている」とも語ったという。

記事はその上で、同首相が先週より「東側からの脅威に対処するため」と称して欧州を歴訪しており、バルト三国を訪れたほか、チェコ、スロバキア、ハンガリーの首相とそれぞれ会談し、24日にはフランスのマクロン大統領とも会談を行ったと伝えている。

また、ロシアがこれまでにたびたび中国との関係を「かつてないほどのレベル」と評しており、プーチン大統領も今月中旬に開かれたロシア外務省内の会議で中国との関係について「21世紀の国家間における有効な協力のお手本だ」と語ったことを紹介。このような背景から、多くのロシアメディアは同首相の発言について中ロ関係を引き離そうと挑発するものとの認識を示しているとした。

さらに、ロシア市民からは「われわれは、中国に悪いところがあると思っていない。われわれは中国と正常な協力関係にあり、なおかつほぼ全ての問題で同じ立場にあるのに、どうして今取るに足らない小連合と組んで友人に対抗しなきゃいけないのか」「中国からの挑戦よりも、欧州からの脅威の方が大きい。ポーランドとロシアが一緒に中国に対抗するなど、ポーランドの首相が自分で抱いている幻想にすぎない。ロシアが中国との関係を壊すことはありえない」といった意見が聞かれたと紹介している。(翻訳・編集/川尻)