中国東北部、吉林省吉林市の刑務所を脱走した北朝鮮からの脱北者、朱賢健受刑者が28日、同市豊満区内で拘束された。

米CNNなどの報道によると、同受刑者は10月18日午後6時ごろ、受刑者らが運動場で作業を終える際に、門のそばの倉庫へよじ登って脱走した。

同受刑者は2013年、中国へ不法入国した直後に盗みに入った家で高齢女性を刃物で刺して重傷を負わせ、逮捕された。16年に不法入国、窃盗および強盗の罪で懲役11年の判決が言い渡され刑務所に収監された。その後、反省を示し、規律を守ったなどとして刑期を2度短縮され、23年8月21日に刑期を終えて北朝鮮へ送還されることが決まっていた。

中国メディアの報道によると、警察当局は、刑務所を脱走した同受刑者を拘束するため、情報提供者などへの懸賞金を10万元(約177万円)から70万元(約1240万円)に引き上げていた。(翻訳・編集/柳川)