2021年12月2日、韓国・ヘラルド経済は「韓国だけでなく世界中でバーチャルヒューマン(仮想人間)ブームが巻き起こっている」とし、日本とタイの企業の協力により誕生した「ケイティ」を紹介した。

記事によると、タイの大手屋外広告(OOH)企業「ココナッツミルク」は最近、「ケイティ」という名前の女性バーチャルヒューマンを公開した。ケイティは日本とタイのメディア企業が1年かけて開発し、タイ全域の広告塔で一斉にその姿が公開された。

制作は日本を代表するバーチャルヒューマン制作企業「Aww」が担当した。Awwはインスタグラムのフォロワーが35万人を超える人気女性バーチャルヒューマン「imma」を誕生させた企業。immaは2018年7月に登場し、アディダスやイケアなどの広報モデルとして活躍している。最近ではバーチャルヒューマンの年間収入で12位を記録。これは韓国を代表するバーチャルヒューマン「ロジ」(15位以内に含まれず)を上回る順位だという。

ケイティは22歳の設定で、青髪や頬にあるハート型のほくろが特徴となっている。デビューと同時に各種のファッション雑誌に登場し、「アジアを代表するバーチャルヒューマン」の座を狙っているという。

韓国ではロジ以外にも「スア」などのバーチャルヒューマンがモデルとして活動している。韓国財閥のSKがスアを製作した企業への投資を断行したことも話題となった。業界ではバーチャルヒューマンを人気アーティストとして育成する事業を実現可能とみているという。

なお米ブルームバーグによると、2025年にバーチャルヒューマンの市場規模は実際の人間のインフルエンサーを上回るものと予想されている。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは、ケイティについて「よくできている」「かわいいね」と評価する声が上がっている。

一方で「なんとなく人間じゃないことが分かる。技術力が足りない」「イラストに見える」「ただのゲームのキャラクター」「今や日本は全ての分野で韓国に勝てない」など厳しい声も多い。

中には「ソン・ヘギョに似ている。肖像使用料を支払ってもらわないと」との声も。

また、「世界はおかしな方向に向かっている」「みんなイマイチ。昔も似たようなことをしていた。流行は繰り返す」「努力は認めるけど、ほどほどにしてほしい」などバーチャルヒューマンブームに懸念を示す声も見られた。(翻訳・編集/堂本)