台湾のネット上で「台湾観光は日本に惨敗しているのか」との話題が注目を集めており、台湾のテレビ局TVBSや台湾のニュースサイト・聯合新聞網、三立新聞網などが相次いで取り上げている。

日本旅行が好きな人が多いことで知られる台湾だが、コロナ禍で自由な渡航ができない期間が2年も続いた。各国で海外旅行から国内旅行にシフトする動きがある中、台湾で日本旅行の代替として台湾内を旅行したところ「日本に惨敗していた」とするネットユーザーの投稿が注目を集めた。

台湾メディアによると、台湾のネット掲示板PTTにこのほど、「台湾観光は日本にひどい目に遭わされているのか?」とのスレッドが立った。投稿者は「ここ数年日本に遊びに行けなかったので台湾を旅行してみたところ、観光地はどこも汚く、風景こそ自然豊かだが裏を返せば荒廃していた」と不満を吐露した。

また、「ホテルや飲食店のサービスは悪くなかった」としながらも、同じ価格の日本のホテルと比較するとやはり「惨敗」だったとし、「価格が高い方が良いのが普通ではないのか。なぜ台湾観光にはこれが適用されないのか」「金をドブに捨てたようだ」とやるせない思いをつづったという。

この投稿に、他のネットユーザーからは「(台湾は)ホテル代が高くて、観光地はどの店も同じものばかり売ってるからね」「食べ物を売る店ばっかりだからなあ」「台湾の古い街は狭いし見るべきところもあまりない」「台湾はそれぞれの地域の特色が薄いよね」「(汚れているのは)市民のレベルの問題」「すべての面で(日本に)惨敗でしょ。自然の景観もそう」「観光地を保護しようという気がないから」といった声が上がった。

一方で、「日本と台湾を比べちゃダメ」「日本の観光地の店だって、だいたい同じものを売ってるよ。観光地自体は日本の方がずっと良いけど」「いや、台湾だけじゃなく世界中が日本に惨敗だよ」「台湾に美しい観光地がないのではなく、人々によって汚されているだけ」といった意見も出ていたという。

コロナ流行前には中国、韓国に次いで3番目に訪日客が多かった台湾。コロナが収まったらまた多くの人が日本を訪れることを期待したい。(翻訳・編集/北田)