2022年8月18日、人民網は、韓国国内に今なお「親日派」の銅像が多く残されており、なおかつその親日的行為に対する説明がなされていない状態だとする韓国メディアの報道を伝えた。

記事は、韓国KBSワールドの報道として、親日派の銅像が設置されている場所が京畿道だけで161カ所あり、その大部分の碑文には人物の親日的行為が記載されず、功績や良いイメージの記述ばかりが強調されていると伝えた。

そして、「故郷の春」などの朝鮮歌曲で知られる朝鮮半島の著名作曲家・洪蘭坡(ホン・ナンパ、本名は洪永厚=ホン・ヨンフ、1897−1941)について、「かつて日本の帝国主義を美化する歌を作ったことはあまり知られていない」とし、水原市に住む女性が「昨年、当局が洪蘭坡の銅像に石碑を設置してその親日的行為を明らかに知らしめるまで、親日派だったとは知らなかった」と語ったことを紹介している。

また、韓国第4代大統領の尹潽善(ユン・ボソン)の旧居では、その父親など親日家4人が住んでいたとし、旧居がある忠清南道の議会が旧居に説明を掲示するよう求めたところ、「地元のイメージを損なう恐れがある」として地元市民の反対に遭ったと伝えたほか、国立韓京大学の創設者である朴弼秉(パク・ピルピョン)氏も親日派であるにもかかわらず、キャンパスの銅像には学校設立の功績のみを紹介する碑文が設置されており、学生から事実に即して親日的行為を記載べきだとの声が出ていることを伝えた。

記事は、韓国民族問題研究所の専門家が「親日派による親日的行為を人々に詳しく、客観的に伝えることは、社会の紛争を減らし、融合的な発展を促すことにつながる」との見解を示したことを紹介した。(翻訳・編集/川尻)