2022年9月28日、中国メディアの環球網は、遼寧省の民泊施設で、50日間滞在して退居した女性客の部屋がごみ屋敷になっていたと報じた。

記事によると、遼寧省瀋陽市で民泊を経営しているオーナーが利用客の退居後に部屋を確認したところ部屋中がデリバリーやテイクアウトで購入した食品の包装やビニール袋が食べっ放しのままで積み重なり、ベッド周辺にも空のペットボトル容器が散乱、トイレではごみ箱に入らなくなったごみが床に散らばっているのを発見した。オーナーはその様子を動画でネット上に公開するとともに「(ドアを)開けた途端に心が折れた。これは人の住む部屋か?毒キノコが生えていそうだ」「部屋中を虫が飛び回っていた」「部屋の中は異常なニオイで、食べ物の容器にはウジ虫がびっしり。足の踏み場もなかった」などと訴えた。

話によれば、部屋を借りていたのは2000年代生まれの若い女性で、約50日間滞在していたという。途中、再三部屋を清掃させてほしいと要求したものの、女性客は拒み続けたとのこと。そして今月21日に退居する際に部屋をチェックしたところ、ごみ屋敷の「惨状」が見つかった。

オーナーは直ちに女性客に連絡を取り、部屋を掃除するよう求めたところ、女性客は「もう近くにいないのでできない。賠償ならする」と回答。協議の結果、業者に清掃を依頼した上で、実費の清掃代350元(約7000円)のうち300元(約6000円)を女性が支払い、さらに100元(約2000円)の前金を返金しないことで決着した。業者によって部屋は元通りになったようだが、オーナーは「今回の件が商売に影響するのではないか」と心配しているという。

湖南省にある弁護士事務所の弁護士は「日常的な部屋の賃貸では、貸し出す時に設備や衛生状態について貸し手、借り手双方が書面上で確認を行うとともに、退居時のチェック基準、賠償責任について約定しておくことで、トラブル発生時に合法的な権利や利益を守れるようにすべきだ」とコメントしている。(翻訳・編集/川尻)