2023年2月4日、韓国メディア・韓国経済TVは「犬肉を食用にすることへの拒否感からヤギ肉人気が高まり、価格が急騰している」と伝えた。

記事によると、先月11日基準の雌ヤギ肉価格は1キログラム当たり1万9000ウォン(約2000円)で、昨年7月より73%上昇した。生後3カ月の雌ヤギ肉は同じ期間に1キログラム当たり1万3000ウォンから3万ウォンまで値上がりしている。

長い間論争の種となってきた犬肉の食用問題は、21年9月に当時の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が食用禁止の検討を指示したことを機に再び浮上した。「伴侶動物」としてペットを飼う世帯も増え、犬肉を使った鍋「補身湯(ポシンタン)」文化は衰退しつつある。社団法人動物福祉研究所AWAREが昨年10〜11月に全国の成人男女2000人を対象とするアンケート調査を行った結果、回答者の94%が「過去1年間、犬肉を食べていない」、89%が「今後、食べる意向はない」と答えている。

こうした状況の中で、補身湯専門店の中には味や調理法が似た「ヤギ鍋」に看板を変える店が増えている。専門家によると、犬食への認識が変わった一方で滋養食への関心は変わっておらず、「ヤギ鍋」が脚光を浴びている。ソウル市内で50年近く補身湯店を営んできた男性は、「補身湯を注文する客は減り、取り引きしていた犬肉販売業者が無許可だったことが判明し廃業したこともあって、業種を変えた」と話している。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「犬は食べちゃ駄目、ヤギは食べてもいい。どういうこと?」「犬はかわいいから駄目、ヤギは家畜だからおいしく食べよう?」「犬は駄目だけど牛、豚、馬、羊、鶏、蛇、ウサギ、ヤギは食べていい理由は何だ?。命はみんな等しく大切だよ」「牛や豚、他の肉類は食べるのに、なぜ犬だけは問題視するのか。自分は犬肉を食べないけど、人それぞれ好みの問題だと思う」「牛がどんなにかわいいか。牛は人間にかみついたりしない。犬は人をかみ殺すことだってある」「ヤギは私たちの家族であり友達です。友達を食べないでください」「ヤギを食べるのは動物虐待にならないのか?」など、「なぜ犬が駄目でヤギはいいのか」と問うコメントが多く寄せられている。

その他、「三食きちんと食べ、しっかり睡眠を取り、運動することこそが滋養だ」「一般市民が何を食べるかまで政府に干渉されなきゃいけないのか?。それぞれ好きな物を食べて生きればいいじゃないか」といった声も見られた。(翻訳・編集/麻江)