2023年11月27日、台湾メディア・台視新聞網は、日本で購入した電化製品を台湾に持ち帰ると壊れやすい理由と、その対策について紹介する記事を掲載した。

記事は、円安の最中で多くの台湾人が日本に赴いて家電製品を購入し持ち帰っているとする一方で、台湾のネットユーザーからは「日本は100ボルト、台湾は110ボルトと大して電圧が変わらないが、日本の電化製品を台湾で長期間使用していると製品の寿命に影響するのだろうか」との疑問の声が出ていると紹介。「日本で購入した温水洗浄便座が2年で壊れた」といった体験談を語るユーザーもいると伝えた。

その上で、外国製電化製品の修理業者が「日本の電気規格では125ボルトの電圧まで耐えられることが要求されており、110ボルトの台湾で使用することは理論上何の問題もない。ただ、台湾の電圧は一定ではなく105〜117ボルトで変動していることが多く、高い電圧になった時に製品の耐久度に影響を及ぼす可能性がある」との見解を示したことを紹介した。また、物理の専門家も「消費電力が多い電子レンジや電熱器などは電圧が高くなった際に過大電流が発生して製品が壊れる恐れがある」と指摘したとしている。

記事は、消費電力の大きい電化製品による故障トラブルを避ける方法として専門家が、予め対応電圧を確認するとともに、電圧安定装置などを購入して安定した電圧で利用することを推奨しつつ、「外国から持ち帰った電化製品は通常修理保証が効かない。リスクを承知でわざわざ外国から持ち帰る価値があるかどうかは、個人が判断することになる」と述べ、外国での電化製品購入に当たっては慎重になるべきとの考えを示したことを紹介した。(翻訳・編集/川尻)