2023年12月1日、上遊新聞は、中国河南省で先日「罰ゲーム」として食肉用の検印を押され、すぐに落ちなかったことで慌てる男性がネットで注目を集め、検印の安全性を巡る議論が起きたことを報じた。

記事は、同省に住む若い男性が先日友人とゲームをしていた際に負け、罰ゲームとして顔と首に「検査合格 屠殺許可」と記された豚肉用の検印を押されたと紹介。すぐに消えると思いこんでいたところ数日経っても完全に落ちず、恥ずかしいのでマフラーやマスクなしでは外出できない日が続いているとネット上で訴え、注目を集めたと伝えた。

そして、11月30日に本人が新しい動画を公開し「みんなが教えてくれる方法を試しているがまだ落ちていない。みんながまねをしないことを願う」と語り、今月1日に記者が話を聞いたところ「辛抱強く消えるのを待つしかないと思う」とコメントしたことを紹介している。

その上で、一度押すとなかなか消えない食肉用の検印に対して安全面での懸念を示すユーザーの間で議論が起こり、河南省農業農村庁畜禽屠宰管理処の関係者が1日に「検印のインク成分は食用色素などでできており毒性はなく、検印が押された肉を食べても影響はない」と説明したことを伝えた。


記事は、ネットユーザーから「検印のインクは洗っても落ちない。半月ぐらいかけて少しずつ消えていく」「豚肉は新陳代謝がないから一度押すと消すのは難しいけれど、生きている人間ならば時間の経過とともにどんどん退色していくのでは」といった感想が寄せられたとした。また、以前中国メディアが報じた内容として、検印は死亡した豚の肉に押されることが前提であり、新陳代謝がないため色素が皮膚へ浸透していくのに対し、新陳代謝がある人体の皮膚に押しても色素は表面に留まり、細胞内に入り込むことはないと紹介。省内の大型屠殺場の責任者が「食品用なので無毒だが、確かに落ちにくい。毎日洗って自然と消えていくのを待つしかないよ」と語ったことを伝えている。(翻訳・編集/川尻)