日本のX(旧ツイッター)に投稿された「上海のタクシー」の写真が中国でも物議を醸している。

Xのユーザー「J」さんはこのほど、「タクシー呼んだら、ご丁寧にこんなこと書いてある車がきた」とつづり、写真を投稿した。写真には車体に日本語で「日本人と犬は車に乗ってはいけない」と書かれている様子が写っている。「J」さんは時間がなかったためこの車両に乗り込んだというが、運転手とのやり取りから自分が日本人だとバレたらどうしようと不安な25分間を過ごしたとつづっている。

中国のSNS・微博(ウェイボー)であるアカウントは6日、「上海の日本人ネットユーザーが配車を予約したらこんな車に当たったそうだ」として、この投稿を紹介。「Xですでに1000万回(現在は1350万回)以上閲覧されている」と補足した。

中国のネットユーザーからは「運転手を支持する」「何か問題でも?私は日本人を見下す」「自分の車なんだから何を貼ろうが自由だろう」「日本人だって同じようなことを書いているだろうに」「なぜこんな扱いを受けるか、日本人は反省してみてはどうか?」などの声が上がった。

一方で、「変なの」「これは恥」「こういう低レベルは愛国の名をかたる害国(自国を害する)だ」「最近では多くの人が愛国の旗印を掲げているが、実際は中国を辱めている」「奴隷根性だ。中国人は立ち上がってから間もなく100年になる。いまだにこんな精神状態の人がいるとは」「過去に日本でも中国でもこういうことはあったが、21世紀の文明社会の中では、より愚昧(ぐまい)に見えるな」など、批判的な声が多かった。

また、「1000万の閲覧者の気持ちを考えてみよう」とのコメントには、「中国旅行はやめておきましょうという広告だな」「彼ら(日本人)はあまり怒らない。向こう(中国)に行くのは気を付けろという結論を出すだけ」との返信が付いた。

このほか、「ちょっと信じられないな。(国際都市である)上海だぞ。自作自演じゃないのか?」「実際に似たようなことが書いてある車に乗ったことがある。長沙だけどね」「海外華人は上海人を弁護してやってくれ。こういう極端な人間は、上海にもいるにはいるが極少数。大部分の上海人は外国人に一切偏見を持っていない」などのコメントも寄せられている。(翻訳・編集/北田)