中国の上海浦東国際空港で日本行きの飛行機に乗れなかった女性が、航空会社の職員から不当な扱いを受けたと訴えている。

女性は今月7日、SNS上に動画をアップし、事の経緯を説明した。女性は大阪に向かう吉祥航空HO1337便に乗る予定だったが、搭乗ゲートに遅れて到着したため乗ることができなかった。しかし、ほぼ同時に搭乗ゲートに到着した外国人客は乗ることができたという。動画には、スタッフと口論する女性の様子が映っている。

女性は「私が搭乗ゲートに着いた時、航空会社のスタッフは座席番号を叫んでいた。その番号は私のものだった」と話し、自分がその場にいたのに乗せてもらえなかったことに不満を示した。女性によると、結局、預けた荷物だけが大阪に運ばれ、自身は乗ることができなかったという。


吉祥航空は9日、本件について「職員による偶発的なミスによるもので外国人客をひいきしたものではない」と説明。「当該乗客と直ちに連絡を取り、宿泊場所やチケットの変更等の補償対応をした。当該乗客は翌日、別の便で日本に到着した」と説明した。

中国のネットユーザーからは「なぜ外国人を優先するのか」「西洋にこびる精神が深刻だ」と不満を示したり、「BMWを思い出した」と過去に上海モーターショーで外国人にだけアイスクリームを配った独自動車メーカーに言及したりして、吉祥航空を批判する声が上がった。

また、「本人が乗ってないのに荷物だけ載せて飛ぶってどうなってるんだ」「これは差別というより安全にかかわる問題だろう」「もし預けた荷物に爆弾でも入っていたら…」「今回の件でテロ組織は吉祥航空の名前をチェックしたことだろう」などと指摘する声も多かった。(翻訳・編集/北田)