2024年2月24日、中国のSNS・微博(ウェイボー)で春節(旧正月)前日の夜に四川省成都市のジャイアントパンダ飼育基地でパンダが屋外に数時間放置されるトラブルが発生したことが紹介され、注目を集めた。

封面新聞の微博アカウントは24日、同市にあるジャイアントパンダ繁殖飼育研究基地で9日夜、飼育されているパンダの「ファーファー(花花)」が建物の外に数時間放置されていたとの情報がここ数日で拡散し、物議を醸していたと紹介。同市公園都市局が22日、市民からの問い合わせに対して「当事者の飼育員を厳重に処罰し、すでに労働契約関係を解消した。ファーファーの健康については、その後の検査で問題がないことが分かった」と回答したことを伝えた。

ファーファー

また、澎湃新聞によると、同基地も23日にトラブルが事実であることを認めるとともに、「真剣に反省し、これを戒めとして再発防止に努める」とコメントする一方、当事者の飼育員が新人だったのかといった詳しい状況については説明していないという。

中国で「国宝」として扱われ、厳重な管理の下で飼育が行われているパンダが飼育員のミスにより寒い夜の外に数時間放置されたことについて、中国のネットユーザーは「春節の演芸特番でパンダの縫いぐるみがセンターにあったけど、その時にファーファーは建物の外に置き去りにされていたんだよなあ」「大みそかは幸いそこまで寒くなかったとはいえ、ファーファーがかわいそう」「パンダ基地はもう何年も運営しているだろうに、どうしていまだにこういうことが起きるのか」といったコメントを残した。

一方で、「とはいえ解雇までする必要があるのか。このご時世、仕事が見つかりにくいというのに。しっかりと叱責する、あるいは給料を減らすので十分だと思う」「人間だってロボットじゃないのだから、うっかりミスというのはあるだろう」「人間より動物が大切に扱われている」など、飼育員の解雇は行き過ぎた処分であるとの認識を示すユーザーも多く見られた。(翻訳・編集/川尻)