中国北東部の内蒙古自治区呼倫貝爾(フルンボイル)市巴彦托海(バイントホイ)鎮のコミュニティー(住宅区)で23日、国民全体の伝統的な祝日・元宵節(旧正月15日、今年は2月24日)とその翌日の少数民族・達斡爾(ダフール)族恒例の「焦げ塗り祭り」を合わせて祝うイベントが行われました。

焦げ塗り祭りは、五穀を司る神様が下界に下りる旧正月16日に、人々が顔に鍋の外側の黒い焦げを塗れば、作物は黒穂病などにかかることなく元気に育ち、五穀豊穣(ほうじょう)がもたらされるという伝説から生まれたもので、後には家族や友人の無病息災、平穏無事を祈るという願いも込められて現在まで伝わってきました。

イベントで披露された蒙古族の舞踊

23日のイベントにはダフール族のほか、同コミュニティーに住む漢族や蒙古族、鄂温克(エベンキ)族などの住民も数多く参加し、民族を問わず、新春の祝意を込めて互いの顔に焦げを塗り合いました。また、元宵節の定番である「元宵」(お団子)とクイズを楽しんだり、民族舞踊を堪能したりしながら交流を深めました。

クイズの答えを真剣に考える人たち

同コミュニティーの責任者は、「元宵節と焦げ塗り祭りを同時開催するのは初めての試みでしたが、各民族の住民たちがとても楽しめたようでよかったです」と話していました。(提供/CRI)

元宵節前日の元宵もおいしい