台湾メディアの民視新聞網は26日、台湾人観光客が日本のネットカフェを追い出される出来事があったと報告し、ネット上で物議を醸していると伝えた。

記事は、「多くの台湾人が日本に抱く第一印象は『礼儀正しい』であり、尊重されないような出来事が起こるとは思ってもいない」とした上で、台湾のSNS・Dcardに投稿された“日本での不快な体験談”を紹介した。

それによると、投稿者は日本から帰ってきたばかりの友人から聞いた話として、大阪のネットカフェでの出来事を説明した。その友人ら3人は翌日には台湾に戻ることからネットカフェで一晩明かすことを決めた。個室があるネットカフェを訪れ、2人が1部屋、もう1人が1部屋を利用すると店員に告げた。本人たちは利用する部屋に応じて料金がかかる(2部屋の料金で済む)と考えていたものの、人数分の料金を請求されたため、「それならわざわざ相部屋にする必要はない」と3人がそれぞれ1部屋を利用したいと伝えた。

しかし、店員から「2部屋しか利用できない」と言われたため、友人を除く2人がそれぞれ1部屋を利用し、友人は宿泊しないことにした。その後、他の2人の手続きを待っている間に友人はロビーで休憩し、ついでに携帯電話の充電をしようとプラグをコンセントに挿した。すると店員がやってきて「宿泊しないなら使わないでください!」と注意された。

さらに、その後も友人の手続きを待つためロビーにとどまっていると、店員はボタンを押してエレベーターを呼び「利用しないなら出て行ってください」と友人を追い立てた。店員は取り付く島もない様子で、友人はその場から立ち去るしかなかったという。

投稿主は友人からこの話を聞いて「日本人だからといってみんなが友好的なわけではないが、とはいえ、とても驚いた」とつづっている。

これに対し、他のユーザーからは投稿者の友人らに批判的な声が多く上がり、「なぜ泊まりもしないのにコンセントを使うのか」「利用客でないなら使えないのは当然。その店員は他の客の安全を守るための行動をしただけ。あなたが何のためにそこにいるかなんて誰も知らない」「店員さんは間違っていない。利用するなら金を払え。『台湾なら大丈夫なのにここ(日本)ではなんで駄目なのよ』と言い出すのはおばさんだけだぞ」「日本ではそこら辺のコンセントを勝手に使ってはいけない。電気窃盗で警察を呼ばれる」などのコメントが寄せられたという。

一方で、「こういう機械的な店員はどこの国にもいる」「日本人が友好的なのは欧米人に対してだけ。アジア人は彼らにとって2等人種なんだよ」「日本に来た母さんが日本語が分からないから案内のために一緒にホテルの部屋まで付き添おうとしたら『入れるのは宿泊客だけ』と制止された。こちらが何を言っても『規則は規則』と言われた。融通が利かない」などの意見も出ていたと、同記事は伝えている。(翻訳・編集/北田)