2024年2月29日、韓国・ノーカットニュースは「パスポートを紛失した中国人観光客が警察の迅速な対応により無事に帰国の途についた」と伝えた。

韓国・済州西部警察署によると、25日午後6時40分ごろ、管轄の連洞地区隊に中国人観光客2人が慌てた様子で入ってきた。2人は「バスにパスポートの入ったかばんを置き忘れた」と涙声で話した。2人は帰国のため済州空港に向かう途中で、飛行機搭乗まで約3時間という状況だったという。

事情を聴いた巡査らはすぐにバス会社とバス運転手の連絡先を調べ、かばんが保管されていることを確認。通報から10分後の午後6時50分ごろに済州市内のバス停に停車したバスからかばんを回収した。この迅速な対応により2人は無事、パスポートの入ったかばんを持って予定していた中国行き飛行機に乗り込むことができたという。

2人は翻訳アプリを使って「助けてくれたおかげで中国に帰れる」と感謝を伝えたという。

警察関係者は「パスポートの入ったかばんを紛失して困っている中国人観光客を安心させ、積極的な措置を取り紛失物を緊急手配して回収した。親切で信頼できる警察像を具現化した」と評価したという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「素晴らしい警察官」「外国で落としものをしたら大パニックになるだろうな。本当に良かった」と肯定的な声が上がっている。

また「中国では不可能なことでは?」「韓国だから迅速な対応をしてもらえた」「韓国だからかばんが見つかった。中国なら盗まれていたと思う」との声も。

一方で「領事館に電話をするべき」「警察は単純な紛失物の回収業務までしなければならないのか?飛行機に乗り遅れたら別の飛行機に乗ればいいだけで、緊急事態とはいえない。警察はおつかいセンターではない」「逆差別だ。もし韓国人がバスに財布を置き忘れたら、10分はおろか回収しようともしないだろう」と指摘する声も見られた。(翻訳・編集/堂本)