日本を旅行した中国人観光客の女性のSNS投稿に批判が殺到した。香港メディアの香港01が4日付で伝えた。

記事によると、女性はこのほど中国のSNS・小紅書(RED)に「日本は私の素養に挑戦しているのか?」と題する書き込みを行った。女性は「日本で奇妙なことに遭遇した。街じゅうどこを探してもごみ箱がないのだ」とし、「ティッシュペーパーくらいならかばんに入れて持ち帰れば済むが、かばんに入れられないものもある。例えば水気のあるものとか。これはどこに捨てたら良いというのか?」と不満を漏らした。

その上で、「中国での私の素養は、ごみを持って50メートル歩くことは許さないというものだ。ここ(日本)でも構うものか。そのまま地面に捨てて逃げた。ごみ箱があるのが正常で、無いことこそが異常なんだ。何のために特殊なことをしているのか」とし、「みんなはこういうふうに『郷に入っては郷に従え』を(きちんと)やっているのか?」と問い掛けた。

添えられた写真には、軽食や飲料が入ったプラスチック容器とカップが石のベンチの上に置かれている様子が写っている。


この投稿に、他のユーザーからは「ごみをポイ捨てするなんてむちゃくちゃ」「自分の問題を相手のせいにしている」「近くのコンビニで水でも買ってついでに捨てさせてもらえばいいだろう。なんて素養のない」「もう海外に行くなよ」「あんたの素養は永遠に国内にいることだけを許すものだ」など、非難の声が殺到し、女性はほどなく投稿を削除したという。

香港01の記事は「日本の街にごみ箱がないのは1995年の地下鉄サリン事件がきっかけになっている(テロ対策)。また、ごみを元から減らそうという意図もあり、分別も厳しい」と説明。「日本に旅行に行くならごみ袋を持ち歩くか、自動販売機や公園、スーパーなどごみ箱のある場所を把握しておいた方が良い。不法投棄は最大で懲役5年や罰金1000万円が科されることになる」と伝えている。(翻訳・編集/北田)