中国・河北省秦皇島市の野生動物園(サファリパーク)で3日、車から降りた女性らにオオカミが忍び寄る出来事があった。紅星新聞など複数の中国メディアが伝えた。

報道によると、サファリパーク内で女性が子どもを連れて車から降り、子どもを抱えて用を足させていたところ、車の陰になる方向から1匹のオオカミが走り寄ってきた。後続車のドライバーがクラクションを鳴らし、「オオカミが来たぞ」「早く早く」などと声を上げて知らせたため、女性らはすぐに車内に引き返し事なきを得た。

一部始終は後続車のドライブレコーダーに記録されていた。後続車の男性は「サファリパークは最初がトラゾーン、次がオオカミゾーンだった。オオカミが頭を低くして(女性らを)攻撃しようとしている様子を見て、急いでクラクションを鳴らした。助手席にいた私の妻は(他にも)2〜3匹があちらに向かって集まっていくのを見た」と語った。

園の担当者は「騒動について把握しており、園内の安全規定を順守するよう呼び掛けている。猛獣エリアで窓を開けたり降りたりするのは厳禁だ」とし、地元政府にフィードバックしたことを明かした。


中国のネットユーザーからは「常識ないのかよ」「親に適さない人間っているものだな」「ははは。今回は本当に『オオカミが来た』だな」「(子どもは)おむつしてなかったの?」「オオカミはエサがきたと思っただろうね」「事故が起きたら処分されるのは動物(かわいそう)」「サファリパークでトラに襲われたあの事件からまだ数年しか経っていないというのに」といったコメントが寄せられた。

また、「大型のネコ科動物じゃなくて良かったな」「トラじゃなかったのが幸い」「オオカミで良かった。もしトラだったらそのまま引きずられていっただろう」などの意見も目立った。

中国のサファリパークでは過去にも来園客が車から降りる出来事がたびたび発生しており、中には「中国にサファリパークは向いていない」とコメントするユーザーも見られた。(翻訳・編集/北田)