中国・江蘇省南京市で20代の女性が「会社の勤務のせいで不細工になった」と勤務先に賠償を請求したところ、思わぬ事態に発展した。中国メディアの西部決策が伝えた。

00后(2000年以降生まれ)の陳(チェン)さんはこのほど、中国のSNS・小紅書(RED)で事の顛末をつづった。陳さんはある企業でライブコマースのキャスターを務めており、勤務時間はまちまちで徹夜することもしばしばだった。仕事を始めて1年もたたないうちに精神的・身体的なストレスが大きくなり、業績が上がり続けるのとは対照的に「顔面偏差値」は下がる一方で、美少女だったはずがどんどんやつれてしまったという。

陳さんは耐えられなくなり、会社に対して1万元(約20万円)の「美貌損失賠償」の支払いを求めた。無理な要求であることは本人も承知しており、「たぶん断られるだろうし、自分が辞めさせられる可能性もあると思っていた」というが、なんと社長はこの要求を快諾。それだけでなく、追加で3日間の「美容休暇」も与えてくれたという。

陳さんは自分で美容について調べながら、関連の機器やスキンケア用品などを購入し、生き生きとした外見を取り戻すことができたという。陳さんは「3日間はゆっくり休んで近くへの旅行にも出かけたい」とし、「仕事は仕事、生活は生活。心身ともに喜びを感じることが一番重要」と語った。

ネットユーザーからは「仕事をしていると確かに不細工になる。はははは。これは本当のこと」「これは驚き。まさか要求が受け入れてもらえるとは」「いいなあ。私もこんな会社に勤めたい」「良い会社だ。社長に人間味がある。これでこそ優秀な従業員を引き留められる」「その人の能力を会社が認めていれば、会社はどんなおかしな要求にも応じるということ」「心身の健康のためにライフワークバランスは大切にした方が良い。仕事に精を出すと同時に、健康や生活の質にも気を遣わないと」といった声が寄せられた。(翻訳・編集/北田)