2024年5月17日、韓国・JTBCは「韓国を代表する外食メニューのうち、キンパ・ジャージャー麺・カルグクス・冷麺・キムチチゲ定食の5品目の平均価格がまた上昇した」と報じた。

記事によると、冷麺、ビビンバ、キムチチゲ定食、サムギョプサル、ジャージャー麺、サムゲタン、カルグクス、キンパの8品目の主要外食メニューのうち、先月のソウル基準でキンパ、ジャージャー麺、カルグクス、冷麺、キムチチゲ定食の5品目の平均価格が3月より上昇した。

ジャージャー麺

キンパの価格は、3月の3323ウォン(約382円)から先月は3362ウォンに値上がりした。2年前と比べて15.6%、1年前と比べて7.7%上昇したという。キンパの価格は22年8月に初めて3000ウォンを超え、昨年1月に3100ウォン、5月に3200ウォン、12月に3300ウォンを超えていた。

先月は海苔と加工食品の味付け海苔の物価上昇率がそれぞれ10.0%、6.1%と高かったため、キンパの価格はさらに上がるものとみられている。

ジャージャー麺の価格は7069ウォンから7146ウォン、カルグクスは9115ウォンから9154ウォン、キムチチゲ定食は8038ウォンから8115ウォンに上昇。冷麺は1万1538ウォンから1万1692ウォンに上がり、1万2000ウォンに迫ったという。

カルグクス

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「外部環境によって物価が上がるのは理解できるけど、物価上昇の程度をみると、現政権が本当に無能なのだと思う」「冷麺が1万2000ウォンだって?だいぶ前から1万5000ウォンを超えているよ」「本格的に夏が来たら冷麺の価格がさらに上がりそう」「最近の物価は異常だ。給料は変わらないのに」「面倒でも自炊しないと。簡単な料理にこんな値段は出せない」「韓国人は欲深い。飲食店は値上げし過ぎだよ。それでも客が来るから値上げが止まらない」などの声が上がっている。(翻訳・編集/堂本)