2024年6月11日、韓国・朝鮮日報は「仁川(インチョン)市のあるスポーツジムに最近『おばさん立ち入り禁止』の案内が貼られ、物議を醸している」と伝えた。

記事によると、案内のポスターには、「おばさん立ち入り禁止」の下に「教養のあるエレガントな女性のみ立ち入り可能」との文言も書かれている。

同スポーツジムは、おばさんと女性を区別する方法として八つの基準を提示している。具体的には「1.年齢に関わらずタダが好き」「2.どこへいっても嫌がられるのに、その理由が分からない」「3.公共交通機関利用時に妊婦優先席に座る」「4.2人でコーヒーショップに行き、1杯だけ頼んで空のカップをくれと言う」「5.生ごみをこっそり公衆トイレや便器に捨てる」「6.自分はケチなのに、人のお金は大切にしない」「7.記憶力と判断力が低下し、同じことを何度も言う」「8.転倒しても神さま以外誰からも助けてもらえない」ならば「おばさん」に該当するとしている。

同スポーツジムは「おばさんによる被害が大きいため『ノーオバサンゾーン』を始めた」と主張し、「おばさんたちがこっそり洗濯籠を持ってきて1〜2時間お湯を出しっぱなしにして洗濯をするため水道代が倍になった」「若い女性会員たちに『元気な子どもを産みそうだ』などハラスメント的な発言があった」などと説明したという。

記事は「ノーキッズゾーンやノーシニアゾーンなど、企業側が一部の客に制限を設けることは『契約自由の原則』により法的に可能だ」と伝えている。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「理解できる。他にも、ジム内のウォーターサーバーの水を水筒に入れて持ち帰ったり、タオルやローション、スプレーなどを盗んだり。だからこれは差別ではなく、経験から学んだ自己防衛だよ」「すばらしい決断。スポーツジムに来て、大声で世間話をしているおばさんたちは本当に迷惑」「おばさんの特徴!。自分の容姿は棚に上げて、他人の容姿を指摘する。これも追加してほしい」などの声が上がっている。

一方で「1〜6は常識人と非常識人の違い。でも7は男女問わず年齢を重ねると誰でもそうなるし、8は助けない人たちに問題がある」「『おばさん』と『女性』で分けるのは良くない。ただ『以下のような人は立ち入り禁止』と書いてNG行為を提示すればいい」「そんな曖昧な表現ではなく、迷惑行為を具体的に明記してやめるよう求めた方がいい」「おばさん全員がそうだと決めつけているようで不快」「人は誰しもおばさん、おじさんになるし、そうなるまでにかかる時間は思っているよりずっと短いよ」などと指摘する声も見られた。(翻訳・編集/堂本)