2024年6月19日、環球時報は、中国の若者の間で「怠け者グッズ」が流行しているとシンガポールメディアが報じたことを紹介する記事を掲載した。

記事は、シンガポール紙・海峡時報の文章を紹介。文章は、雨傘をカバンに固定することで両手が空き、雨の屋外でもスマートフォンをいじりながらタピオカミルクティーが飲めるようになるクリップなど、中国のECプラットフォーム上で数多の「怠け者グッズ」が発売されており、若者の間で人気を集めていると伝えた。


そして、「怠け者グッズ」流行の背景には中国で日増しに成長している「怠け者経済」があり、訪問ネイリングや調理済み食品、スマート家電などの製品やサービスへの関心がますます高まっていると解説。その主力は若者たちであり、専門家が「中国社会の功率や生産力への追求にマッチするしている」との見方を示し、あるマーケティング企業の関係者が「プチプライスな怠け者グッズが無味乾燥な日常生活に彩りを添えている。日常生活の緊張やストレス、疲労を軽減する役割も果たしている」と述べたことを紹介した。

文章はその上で、若者に人気だという「怠け者グッズ」から雨傘クリップ、スマホリモコン、「怠け者メガネ」や「怠け者ドライヤー」器具を実際に購入したことを紹介。価格は2〜5元(約40〜110円)と非常に手頃だったとし、雨傘クリップはとても実用的だったと伝えた。一方で、怠け者メガネは寝転がりながらテレビを見るのに重宝するものの時間が経つとだるくなり、スマホリモコンはエラーが出たり反応が悪かったりしたほか、怠け者ドライヤーは頭頂部しか風が当たらないことに気づいたとし、機能性は値段なりであることを伝えている。


文章は、高度成長期に生まれ育った中国の若者は生活の快適度を高めることに強い関心を持っていることが「怠け者経済」需要の源泉になっているほか、中国ライブコマース業界の激しい競争もブームの要因にあると紹介した。一方で、多くのグッズは何回か、場合によっては1回使っただけで放置される可能性が高く、専門家からは「こういった製品によって生じる廃棄物は憂慮すべきものだ」との指摘も出ているとした。(翻訳・編集/川尻)