「中国一美しい自動車道」と呼ばれる独庫道路が1日、半年以上にわたる冬季閉鎖の期間を終え、通行が再開されました。中国北西部の新疆に各地から再開後の第1陣を目指すクロスカントリーやドライブの愛好者が殺到し、道路の複数の区間で連日、数キロに及ぶ大渋滞が発生しています。

独山子区(新疆ウイグル自治区カラマイ市に位置する市轄区)とクチャ(庫車)を結ぶ独庫道路は全長561キロで、天山山脈を通り抜け、四つの標高3000メートル以上の峠を越え、沿道では雪山や峡谷、湿地、草原、河などの絶景を楽しむことができることから、近年大人気のドライブコースとなっています。

しかし、厳しい天候条件などにより毎年10月中旬から翌年の6月中旬までは道路が閉鎖されるため、1年のうちわずか約4カ月しか利用できません。独庫道路は、今年は昨年より半月早い6月1日午前10時に再開されました。ところが開通からわずか半月で、大渋滞に見舞われています。

中国のショート動画配信プラットフォームには現在、独庫道路の大渋滞に関する動画が次々と投稿されています。ハンドルネーム「新疆で羽ばたく(騰飛在新疆)」が投稿した動画では、独庫道路のバインブルクからナラティ(那拉提)までの区間で長い車列ができていることが確認できます。このブロガーによると、彼は丸1日路上で立ち往生していたということです。

最近の独庫公路の深刻な渋滞の主な理由は、新疆では17日から19日までの3日間がグルバン節の休みとなり、その前の週末を含めて、5連休となったことによるものです。また、グルバン節の休みの間、新疆の有料道路では7人乗り以下(7人乗りを含む)の乗用車の通行料金が免除されているため、地元の帰省客や観光客も天山を越える際に独庫道路を利用しています。そのため、地元客が道路再開に伴う観光客に出くわし、人でごった返し、独庫道路や人気の高速道路、景勝地を埋め尽くしてしまったというわけです。(提供/CRI)