日本の熱心なファンが中国のバスケットボール選手にサインを求めたところ断られる出来事があったようだ。中国のスポーツメディア・新浪体育などが2日付で伝えている。

11月27、28日に宮城県仙台市のゼビオアリーナ仙台でFIBAバスケットボールワールドカップ男子2023アジア地区1次予選の日本対中国の試合が行われた。この試合で活躍を見せた「アジア最高のポイントガード」とも称される郭艾倫(グオ・アイルン)に、日本のファンがサインを求めたという。

中国版ツイッター・微博(ウェイボー)などではその時の様子を撮影した動画が掲載されている。動画には、バスから降りて建物に入ろうとする郭艾倫に日本人とみられる男性ファンがアルバムとペンを差し出してサインを求める様子が映っている。郭は「決まりがあるので申し訳ない」「あなたたちと接触することはできないんです」と中国語で謝罪しながら通り過ぎた。男性は中国語がわからないようで近くにいた別の男性に「なんて言ってた?」と日本語で質問、「コロナだから」との回答を聞くと「ああ…」と納得したような表情を見せている。

新浪体育の記事は、男性が持っていたアルバムには郭の写真が数多く収められていたことに言及しつつ、「断られた理由を聞いて、彼も理解できるといったしぐさを見せた」と伝えている。中国のネット上では「日本のファンがちょっとかわいい」「あの日本のファンは本物のファンだよ。アルバムを見ればわかる」「彼には申し訳ないが、ルールを破ると罰金だからな」「郭艾倫の礼儀正しい対応に好感」といった声が寄せられている。(翻訳・編集/北田)