2024年5月17日、中国メディア・直播吧は、日本サッカー協会(JFA)の宮本恒靖会長が「ワールドカップ優勝」の目標について語ったことを報じた。

記事は、日本メディアの報道として、宮本会長が先日、タイのバンコクで国際サッカー連盟(FIFA)によるインタビューを受けた際、JFAが2005年から掲げている「2050年までにW杯優勝」という目標について言及したことを紹介。「W杯で優勝するという方向に向かっていると思う。代表チームは順調に進んでおり、多くの日本人選手が欧州のトップリーグでプレーしている」と手応えを示す一方で「でもW杯で優勝するというのはまた別の話。チャンピオンになるためには、優秀で才能のある若手を継続的に育てる必要があるし、ヨーロッパのトップクラブに所属する選手の数を増やす必要がある」と語ったことを伝えた。

また、宮本会長が現役を終えた選手の進路についても触れ、日本の選手には引退後にプロのコーチになる傾向がある中で、今後はより多くの選手がサッカー界をマネジメントする道を選ぶようになってほしいと語ったことを紹介している。

この件について、中国のネットユーザーは「中国は2050年のW杯出場に向けて邁進している」「なんとも言えない気持ちになるけど、(日本は)確かに実現できる可能性がある」「日本の計画は明確。本当にW杯制覇ができなかったとしても、得られるものはとても大きい」「自分は彼がほらを吹いていると思うのだが、それを示す証拠がないのだ」「中国がW杯のグループリーグを突破する確率と、日本が優勝する確率だとどっちが高いかな」といった感想を残している。

また、宮本会長が元日本代表キャプテンであることを指摘するユーザーも。「典型的な、頭を使ってサッカーをするタイプの人間だ」「彼の言うことは一理ある」といったコメントが見られた。(翻訳・編集/川尻)