2024年6月20日、香港メディア・香港01は、タイ・バンコクで開かれたバレーボールネーションズリーグ女子準々決勝で中国が日本に敗れたことを報じた。

記事は、同大会予選リーグでパリ五輪出場権を獲得した中国は20日の日本戦に朱婷(ジュー・ティン)らの主力に代わって、一軍の控えメンバー中心で臨んだと紹介。開始直後のレシーブミス連発が響いて第1セットを落とした中国は第2セットで一時日本からリードを奪うも、日本の石川真佑に次々とスパイクを決められて逆転され、第3セットも終盤に攻撃がかみ合った日本に突き放されて0−3のストレート負けを喫したと伝えた。

その上で、かねてから問題視されてきたサーブレシーブの不安定さがこの試合でも露呈し、パリ五輪への大きな課題になったとしたほか、日本の主力に対し中国のサブメンバーが善戦し、ブロックでは一定のパフォーマンスを見せたもののミスが非常に多く、リザーブ層の薄さがパリ五輪でメダルを争う上で大きな憂慮になると表した。


この試合について、中国のSNS微博のユーザーは「まさか0−3で負けるとは」「この前も日本に負けてなかったか?」「8強止まりは別にいいけれど、日本に負けたのは残念」「2軍でここまで戦えたのだから十分だろう」「先発メンバーを見た時点でこの結果はわかってた」「攻撃の組み立てや戦術がなく、見てて楽しくない試合だった」「次のリベロをちゃんと育ててくれ」「五輪で日本に負けるのは見たくないぞ」といった感想を残している。(翻訳・編集/川尻)