先週末、雪が降った中国北方エリアの人々は、真っ白な雪の中ではしゃぎまわり、南方エリアの人々をうらやましがらせた。また、ネット上では、「雪が積もった地面に5元(約80円)で字を書きます」というサービスが登場。南方エリアの人々が続々とそのサービスを利用し、友達への祝福メッセージや名前を北方エリアの雪が積もる地面に刻んだ。揚子晩報が伝えた。

■雪にメッセージを代筆、写真や動画撮影も込みのトータルサービスが人気

様々なショッピングサイトで、「雪にメッセージを代筆」を打ち出しているショップのほとんどは北方エリアの都市にあり、「南方エリアの人の代わりに雪にメッセージを書いたり、雪玉や雪だるまを作ったり、雪合戦をしたり、告白のメッセージを書いたりします。料金は基本タイプ3文字以内2元(約32円)、動画撮影付きはプラス3元(約48円)、特注タイプは3文字以内10元(約160円)で動画撮影付き、線書きイラストは3元。絵は美術スタッフがデザインして描きます。場所も雪景色を選ぶ専門スタッフが郊外に行って探します」と、きめ細やかなサービスを宣伝しているショップもある。

カスタマーサービススタッフは取材に対して、「当ショップのメインは別の商品。『雪にメッセージを代筆』は、毎年、冬限定のサービス。ほとんどの注文が名前と時間で、祝福のメッセージや告白のメッセージの注文もある。事業者は、景色や字体にこだわり、それを写真や動画撮影とセットにするサービスも提供している。現在、新鮮味にあふれ、個性的なプレゼントが人気になっており、値段は高くなくとも、南方エリアの人々が家族や友人に、雪に書いたメッセージをプレゼントすると、気持ちがこもっていて、特別感もある」と説明した。

カスタマーサービスによると、「雪にメッセージを代筆」の昨年の注文数は100件以上で、今年も注文が少なくないという。

■定期的に「おはよう」、「おやすみ」を送ってくれるサービスも人気に

「雪にメッセージを代筆」というオンラインサービスは、実際のモノを購入するわけではなく、一種の「オンライン上でのあいさつ」を購入できるサービスだ。

オンラインショップを見てみると、特定の季節や祝祭日に合わせた「メッセージ送信代行」のほか、「おはよう」や「おやすみ」など、日常的なあいさつメッセージの送信代行などのサービスもあり、価格は数元のものから数十元のものまである。そのほとんどは20元(約320円)以内だ。

あるショップのカスタマーサービススタッフは、「オンラインで、おはよう、こんにちは、こんばんはなどの挨拶の送信代行を利用するのはほとんどが男性。彼女や片思いしている相手へのメッセージを、当ショップが代行して送信する」と説明する。

その他、それぞれの必要に応じたオーダーメイドサービスもある。例えば、「優しいお姉さんが朝起こしてくれる」サービスや「おはよう、ワーカー」とあいさつしてくれるモーニングコールなど、気軽でユニークなサービスのほか、宿題ができるまで監督してくれるサービスまである。

■自分を励ますメッセージを注文する人も

さらにユニークなオーダーメイドサービスもある。例えば、告白や別れ、復縁、謝罪など、なかなか自分の口では言いだせないことをショップに言ってもらうサービスだ。

カスタマーサービスによると、謝罪の注文数は少なく、最も多いのは、モーニングコールと宿題ができるまで監督してくれるサービスだという。自分のために注文するという人が多くおり、「ストイックさに欠けるため、誰かに見ていてもらいたいと思うのだろう」。

また、自分を励ましてもらったり、エールを送ったりしてもらうために、自らオーダーメイドサービスの注文をする人もいるという。ある宣伝文句には、「『おやすみ』と言ってくれる人がいないなら、自分のために注文してみよう」と書かれている。そして、あるネットユーザーの「7月は最悪だったので、8月は良い月になってほしい。心からの応援メッセージを送ってほしい」という注文に、「同じく最悪だったと思っている誰かを励ましてみよう。あなたにとって8月が良い月となりますように!」と答えている。

その他、オーダーメイドオンライン恋人サービスもある。ショップスタッフの微信アカウントのアイコン画像を指定のアイドルに変えてもらい、そのアイドルの話し方でチャットしてもらえるサービスだ。しかし、ショップ側は、「楽しむための単なるオンラインゲームであり、本気になったり、夢中になったりはしないでください。おかしいと感じた時点で、サービスは終了させていただきます」と、あらかじめ注意事項を示している。(提供/人民網日本語版・編集/KN)