2020年11月26日、韓国メディア・韓国経済は、中国の王毅(ワン・イー)国務委員兼外相が韓国の康京和(カン・ギョンファ)外相との会談に「約20分遅刻した」とし、「またも外交欠礼問題が浮上している」と伝えた。

記事によると、訪韓中の王外相は同日行われた中韓外相会談の冒頭発言で「中韓両国は共に、平和的に新型コロナウイルス事態を統制した」と述べた。王外相は康外相との会談と昼食会を終えた後、午後に大統領府に移動して文在寅(ムン・ジェイン)大統領と会談する予定だ。

また、同日の会談は午前10時からの予定だったが、王外相の遅刻により約20分遅れて始まった。王外相が「外交欠礼」問題を起こすのは今回が初めてではない。17年には中国を国賓訪問した文大統領の肩をたたいたことが波紋を広げた。昨年12月に訪韓した際も、長官や国会議員ら約100人が参加した懇談会に約40分遅刻したという。

今回の遅刻の理由について、王外相は「交通渋滞」と説明した。しかし外交消息筋によると、王外相は10時5分に宿泊先のホテルを出発して会談場所の外交部に向かった。韓国外交部関係者は「午前9時40分ごろ、王外相が少し遅れそうだと連絡があった」と明らかにしたという。

これを見た韓国のネットユーザーからは「20分も遅刻するなんて韓国を見下している証拠だ」「中国で働いた人は知っている。会社を訪問するとすでに会議室で待機していて、代表が待っていることもある。遅刻なんてあり得ない。これはわざとに違いない」「中国は韓国外相や文大統領を部下程度に考えているのでは?会うたびに遅刻している」など怒りの声が続出している。

また、「下手に出る外交はしないでほしい。『礼儀がなっていない』と指摘するべきだった」「これじゃあ自発的植民地」「自ら国の格を落とす文政権」など、政府の消極的な対応に落胆する声も数多く上がっている。(翻訳・編集/堂本)