中国政府が16日発表した5月の国民経済データによると、5月の中国経済は今年に入ってからの着実な回復の情勢を継続した。

供給面では、5月の中国の一定規模以上の工業企業(年間売上高2000万元以上)の付加価値額は前年同月比8.8%増、ハイテク製造業の付加価値額は同17.5%増だった。中国のハイテク製造業の急速な成長は、製造業の回復により多くの楽観的な期待をもたらし、質の高い発展へと着実に転向する製造業は、中国経済全体の回復により多くの「後になって現れる効き目」をもたらすだろう。

需要面では、5月1日から5日までのメーデー連休に国内旅行した人は延べ2億3000万人で、観光収入は1000億元を超えた。宅配便の引受件数と配達件数はともに10億件を突破した。連休の消費需要にけん引され、鉄道輸送、航空輸送、宿泊などの業界のビジネス活動指数は2カ月連続で65.0を上回った。小売、飲食、文化・体育・娯楽などの業界のビジネス活動指数は58.0以上の比較的高い範囲にあった。

消費市場の状況が総体的に反映される社会消費財の小売総額は、5月は前年同月比12.4%増の3兆5945億元だった。消費の経済成長への貢献率は近年、平均して60%に達しており、消費市場の回復の中国経済の回復に対する意義は重く大きい。

5月の全国の都市部の調査失業率は5.0%で、前月比で0.1ポイント低下、前年同月比で0.9ポイント低下した。世界的には感染症の流行は依然として厳しい状況にあり、経済回復が軟調な中で、中国がこのような成績を収めることができたのは容易なことではない。中国経済は、有利な条件が蓄積し続ける中で、着実な回復を続けるとともに、世界経済の回復にも動力を注ぎ続けると見込まれている。(CRI論説員)