中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報(電子版)は21日、米国人は今後、米スポーツ用品大手ナイキのシューズを買いにくくなるかもしれないとする記事を掲載した。

米CNBCの19日付報道を引用する形で伝えたもので、それによると、ナイキのベトナムにある2つの工場が、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で操業停止に追い込まれた。

ナイキによると、2020年に製造されたナイキブランドのシューズの約50%がベトナム工場によるものだ。

別の分析によると、2021年第2四半期のナイキブランド製品に関連する米国の海上輸入の49%がベトナムからのものだ。6月30日までの12カ月間にナイキがベトナムから輸入した製品のうちシューズが占める割合は82%に上る。

北米市場は現在、スポーツブランドが学校に戻る学生向けの販売シーズンに備える重要な時期にある。ベトナムでの新型コロナの感染拡大は、ナイキのサプライチェーンに深刻な影響を及ぼしている。

ベトナムでは、6月中旬から先週日曜日までに累計感染者数が1万人未満から5万人を超えるまでに急増している。全土の約3分の1で封鎖措置が取られ、3500万人に影響が及んでいる。(翻訳・編集/柳川)