中国の大手ニュースポータルサイトの網易は2日、中国の大手通信機器メーカーの華為技術(ファーウェイ)が英BBCの元幹部を採用したと紹介する記事を発表した。

ファーウェイのスタッフに加わったのは、ギャビン・アレン氏。アレン氏がBBCに在籍したのは17年間で、うち6年間は組織の高級幹部として、ニュース番組の責任者などを務めた。アレン氏は歴史を専攻してケンブリッジ大学で修士号を取得し、ハーバード大学ケネディ・スクールでも学んだことがある。ケネディ・スクールでの学習プログラムを修了したのは2020年であり、網易は「ニュースづくりについてしっかりとした技術を持っているだけでなく、良好な学識の持ち主だ」と評した。

アレン氏はすでに、ツイッターを通じて「ニーハオ ファーウェイ。私は今日、この世界的なハイテク企業にエグゼクティブ・エディター・チーフとして参加したことをうれしく思います」と表明した。英文による表明だが、冒頭の「ニーハオ ファーウェイ」の部分は、中国語のローマ字表記であるピンインで記した。

網易によると、ファーウェイの創業者であり最高経営責任者(CEO)である任正非氏は、「ファーウェイは欧米に留学した、あるいは欧米で働いた経験がある各国の優秀な人材を受け入れて、中国で仕事をしてもらわねばならない」と発言していた。

ファーウェイのフランス法人は9月、フランス人の数学専門家を迎え入れたという。ファーウェイは世界的な技術系企業の中でも、技術開発に対する投資額が大きい企業として知られる。網易はファーウェイの技術開発について、全世界に技術開発センター26カ所を持ち、在職する数学専門家は700人以上、物理学専門家は800人以上で、化学専門家も120人を超すと紹介した。(翻訳・編集/如月隼人)