仏国際放送局ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)中国語版は8日、「中国が高高度防衛ミサイル(THAAD)の『3不』の約束を守るよう要求も、韓国高官:約束ではない」と題する記事を掲載した。

記事は、「米軍のTHAADの韓国配備によって中韓関係の緊張が高まり、当時の文在寅(ムン・ジェイン)政権は『3不』(米国のミサイル防衛に参加しない、THAADの追加配備をしない、日米韓軍事同盟を結ばない)を約束していた」と説明した。

その上で、中国外交部の趙立堅(ジャオ・リージエン)報道官が7月27日の会見で「新しい官僚は古い帳簿から目を背けてはならない。どの国であれ、対外政策の基本的な連続性と安定性を維持しなければならない」と述べ、THAADをめぐる「3不」の維持を韓国側に求めたことを紹介した。

一方で、「韓国側はこれに反論した」として、韓国・東亜日報の6日付の記事を引用。それによると、駐中韓国大使館の高官が5日、文在寅政権の交渉代表も政府報道官も「THAAD3不」は約束ではないと表明しているとし、「新政権が気にすべき古い帳簿があるのか疑問だ」と述べたという。

記事は、韓国の朴振(パク・チン)外相が8日から中国青島を訪問し、王毅(ワン・イー)外相と会談する予定であり、この中で台湾海峡をめぐる問題やTHAAD問題について話し合われる可能性があると伝えている。(翻訳・編集/北田)