欧州委員会はこのほど発表した2024年の「春季経済見通し」で、今年の中国経済成長の予測を0.2ポイント上方修正して4.8%としました。多くの国際的な金融機関も最近になり、今年の中国経済の成長予想を上方修正しました。外交部の汪文斌報道官は17日の定例記者会見で同件に関連する質問に答えて、「外国企業が中国で引き続き投資し、中国に根を下ろし、中国で成功することを歓迎する」と述べました。

汪報道官は、「今年に入ってから、中国経済は回復と好転を続けている。経済と社会の発展は良好なスタートを切った。今年1〜3月の中国経済の成長率は5.3%に達し、回復傾向は強固になり続けた。4月の製造業購買担当者指数は50.4で、物品貿易の総額は前年同期比8%増の3兆6400億元(78兆5000億円)に達し、同期における過去最高記録だった」と述べました。

汪報道官はまた、「中国経済の回復が良好な情勢により、国際社会が中国にさらに期待し、中国への信頼をさらに強めた。中国は近年になり、製造業分野における外資参入規制を全面撤廃する措置を打ち出し、国際的投資家の信頼がさらに高まった。経済が安定して前進し、開放が拡大している中国は、世界経済成長のエンジンであり、各国企業の投資のホットスポットであり続けるに違いない」と指摘しました。(提供/CRI)