2024年6月17日、香港メディア・香港01は、中国が保有している核弾頭の数が500発に達したことがスウェーデンのシンクタンクの報告で明らかになったと報じた。

記事は、スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)が16日に発表した報告で、今年1月現在中国が保有する核弾頭が昨年同時期の410発から90発増えて500発に達したと推測されることを明らかにしたと紹介。一方で、実際に配備されている核弾頭はそのうち5%未満の24発に過ぎないと伝えた。

また、SIPRIの報告によると、同時期における世界全体の核弾頭数は前年同期比でやや減少して約1万2000発となり、このうちロシアが5580発、米国が5044発と2カ国で全体の約9割を占めた。また、北朝鮮は50発保有しており、前年同時期より60%以上増えたという。

記事は、SIPRIが「冷戦時代の武器の段階的な解体が進んだことで世界の核弾頭数は減少し続けているものの、配備可能な核弾頭は年々増え続けている。しかもその傾向がここ数年で加速していることから、状況は非常に憂慮すべきもの」との見解を示したほか、中国による核武装の拡張が他の国に比べて速く、今後配備される大陸間弾道ミサイルの数が米国やロシアといった核兵器大国に匹敵するレベルに達する可能性があるとも指摘したことを伝えた。(翻訳・編集/川尻)