豪、住宅ローン滞納率が10年ぶり高水準 リスク要因ではない=中銀

豪、住宅ローン滞納率が10年ぶり高水準 リスク要因ではない=中銀

[シドニー 15日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)のデベル副総裁は15日、国内の住宅ローンの滞納率が10年ぶりの高水準にあると明らかにした。ただ、依然としてわずかな割合しか占めておらず、金融安定や銀行の利益率を脅かすことはないと述べた。

デベル氏はシドニーで講演し、融資基準の厳格化のおかげで住宅ローン滞納率は1%に維持されており、歴史的および国際的な比較ではなお低いと説明。

「現在は、不良債権は金融機関の健全性にほとんどリスクをもたらしていない」とし、「住宅ローン滞納が銀行の収益性にもたらすリスクも低い」と語った。

それでもなお、滞納率が10年ぶりの高水準にあるのは、住宅価格の下落が著しいウエスタンオーストラリア州と北部特別地域(準州)の住宅市場の弱さが主因となっていると説明した。

また、担保資産の価値が融資残高を下回る住宅ローンは、滞納されているローンの約15%を占めているという。住宅ローン全体に占める割合は0.1%にとどまる。

2014年に規制当局が融資基準の強化を開始して以降に供与された住宅ローンはそれ以前のローンに比べて、滞納率が約40ベーシスポイント(bp)低いとも述べ、基準強化が効果を表していると評価。

デベル氏は、中銀の今年3回の利下げが利払い負担を低下させ、雇用を支えているとし、「国全体の滞納率がここから大幅に上昇する可能性は低いとみられる」と見通した。


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